棚卸資産とは、売却前または使用する前の在庫資産の事を言います。
棚卸資産にはいくつか種類があります。
計算方法もいくつかありますが、ここでは割愛させていただきます。
製造前の材料です。(飲食業なら食材、製造業なら鉄や木材など)
製造途中のものです。
売却できる状態の完成品です。
仕入れた商品で売却前のものです。
社内で使用する消耗品等のうち未使用のものです。(梱包資材、切手、印紙、パンフレットなど)
棚卸は原則、決算期に一度だけ計算すればよいことになっています。
しかし、毎月棚卸をしないと、毎月の試算表で正しい利益を把握することができません。
だいたいの金額でもよいので、各月の棚卸残高を把握しておくことをおすすめします。
棚卸しは多ければ多いほど利益が増えます。
ちなみに消費税は税込経理方式を採用している場合は税込、税抜経理方式を採用している場合は税抜で計算します。