自己資本比率とは、自己資本÷総資産×100で算出される数値で、自己資本比率が高ければ高いほど、会社の安定度が高いといえます。
上表でみると、資産とは「他人資本」と「自己資本」で成り立っています。
つまり、自己資本比率は、資産のうち「自己資本」の占める割合ということになります。
「自己資本」は返さなくていいお金、「他人資本」は返さなければいけないお金です。
「自己資本」の占める割合が高ければ高いほど、他人に頼っていない、返済に追われていない、安定度が高い、ということになります。
国際基準では8%以上、国内基準では4%以上が求められていますが、これはかなり低い数字で、実際の平均は20%といわれています。
安心できる会社の基準は40%以上、この長引く不景気を乗り切れるのは50%以上必要だと言われています。